【占い初心者向け】蠍座ってどんな星座?(後編)~究極の愛~

占星術
まらを
まらを

この記事は初心者向け蠍座の記事、後編だよ!
前編もぜひ見てみてくださいね。

【占い初心者向け】蠍座ってどんな星座?(前編)~究極の愛~
西洋占星術の星座、蠍座の特徴ついてやさしく解説する記事・前編です。一緒に蠍座について学んでいきましょう〜!

感謝されることを学ぶ

人生で『忘れられない』人を思い出した時、結構極端な方が記憶に残りやすいのではないでしょうか?

その中でも、特に自分に優しくしてくれた人なら、思い出も美しいですから、例えまた会うことができなくても、心の中に大切にしまっておこうと思うはずです。

蠍座は相手の心の中に『永遠』に残りたいからこそ、『感謝』されるために一生懸命になることができます。

また、何をしたら喜んでくれるかどうか、と相手について考える時間も、蠍座にとっては尊いものです。

ですので蠍座は、一生懸命相手のためになることを考え実践していくうちに、愛情深さや優しさを身につけていきます。

中には、目の動きやほんのわずかな仕草にも敏感に反応し、先回りして相手の欲求を叶えられるほどの人もいます。

観察眼が鍛えられるので、ポーカーや人狼などの心理ゲームに強くなる、ともよく言われます。
蠍座の持つキーワードのひとつが『支配』することなのですが、人の心を上手に読んでコントロールする、という面はまさに支配的ですね。

とは言え、感謝されること、相手を喜ばせること、というのはなかなか難しいことも多いでしょう。

自然と身につける蠍座もいるでしょうが、他の星座の影響などもありますので、能力の伸びは人それぞれですから、なかなかうまくいかない場合もあります。

何をしても喜ばれない、と悩んだり不貞腐れてしまう蠍座は要注意です。

何かすれば必ず喜ばれる、という思い込みが原因であることが多くあります。

蠍座の陥りやすいところなのですが、無自覚に『人は思い通りにできる』という前提を持っていることも多くあります。

ただし、無理やり命令に従わせるような方法を蠍座は取りません。
まずは自分から働きかけ、信頼を得て、自分の欲求を通そうとします。

しかし幼い頃、特に両親などの庇護を得られる対象でしか成功体験を得られていなければ、より様々なタイプの人が混在する社会に出た時に通用せず、行き詰まることがあるのです。

『感謝』は簡単に得られるものではありません。
過去にうまくいった方法が、別の人では全く通用しないなんてことはザラにあります。

まずは相手を想うことから始まるのです。

究極と再生

はにゃ
はにゃ

ところで、『究極』ってのはどういうこと?

まらを
まらを

辞書的に言えば「物事を突き詰め、極めること」だね。
だけど蠍座はもっと先を無自覚に目指してるんだ

はにゃ
はにゃ

『極める』の先?極めたら終わりじゃないの?

まらを
まらを

終わりってことは、新しい始まりでもあるでしょ?
蠍座は生きながらにして、死と再生のようなサイクルを経験しようとしてるの

はにゃ
はにゃ

ムチャクチャだな!

蠍座が対象と結びつき、深く深くのめり込んでいくのは、『究極』を求めているからです。
それを求めるのには更に理由があり、『究極』の先へといこうとしているからなのです。

何かを極めるということは並大抵のことではありません。

一生懸命愛して向き合ってきたからこそ得られるものがあるでしょう。
以前の自分ではないと言えるほど成長できたなら、まるで『生まれ変わった』かのようですよね。

究極の果てというのは、技術を得たり、知識を得たりするのとはまた違う、魂そのものが生まれ変わったかのような変化が待っているのです。

しかし、『生まれ変わる』ために大切なステップがあります。

それは『死』です。

本当に命を絶つという意味ではもちろんありませんよ。
今までの自分の考えや価値観が全てリセットされるような、衝撃的でもあり、静謐なものです。

まさに今、その『死』の最中にいる人もいるかもしれません。

芋虫が蛹になって、繭の中でドロドロに溶けているような状態にも似ています。
蛹はいつか美しい蝶になって飛び立っていきますね。

あとから「あの時わたしは死んでしまっていたんだ」と気づくこともあるかもしれません。
辛さや苦しさがあるかもしれませんし、逆にとても穏やかなのかもしれません。
他にも色々な表現があるかと思います。

そういう『死』を思わせるようなことを経験して、生きながらにして生まれ変わるのです。

また、『究極』には別の側面もあります。

死と再生を想う蠍座は、いつかは何かが『終わる』ことをよく知っています。
だからこそ、終わりのない永遠のものを求めます。

まらを
まらを

よく『永遠の愛』っていうでしょ?
でも言葉ではどんなものか定義できないよね。蠍座さんはそれを信じて求めてるんだ

はにゃ
はにゃ

愛し合ってたふたりがこの世からいなくなってしまったら、愛も一緒になくなっちゃうよ

まらを
まらを

でも、死後の世界で愛し合ってるかもよ?生まれ変わってもまた出会うかもよ?
蠍座さんならやってのけそうな気がするんだ。
蠍座には時間や空間を超越するほどの情熱と執念、神秘があるなと思うよ

『水』の中に生きる

蠍と言ったら、ジャングルや砂漠に生息しているイメージですよね。
ですが、蠍座を考える時は『水』の中に棲んでいる、というイメージがとても大切です。

蠍座の水というのは、流れのない水です。
川や海ではなく、湖や沼をイメージしてください。

流れのない水は、不純物が溜まって腐っていきますから、普通は淀んでいくものです。
しかし生き物にとっては栄養が豊富ですので、湖や沼は豊かな生態系が発達します。

水をキレイにしてくれる生き物が棲めば濁ることはありませんし、生き物の死体は他の生き物の栄養となります。

ですが必ずしも、心の湖を濁らせてはいけないわけではありません。

澄んだ水は見た目こそキレイかもしれませんが、栄養が少なく魚が住めないかもしれません。
全てを飲み込むような泥沼も、対象を捕らえて離さない強さがあるでしょう。

自分の棲家でもある心の湖をどんなふうにしていきたいか、少し考えてみるのもいいかと思います。

はにゃ
はにゃ

ちょっと抽象的すぎない?

まらを
まらを

イメージが大事だよ、イメージが。
ひとつ言えるのは、人と繋がりたいとか、感謝されたいのなら、まずは心の湖へ相手を受け入れることだと思うんだ

はにゃ
はにゃ

相手を想う気持ちや経験と教養が、湖を豊かにしていくんだね。
ところで、蠍座はどんな仕事が向いてるの?

まらを
まらを

人に感謝される仕事ならなんでもオススメだよ~!
介護職や幼稚園、保育園の先生、看護士さんみたいに、『お世話』したり『手助け』するようなお仕事はいいかもね。
高級ホテルのスタッフやエステなどのホスピタリティが求められる場所でも活躍できるはず~

はにゃ
はにゃ

『感謝』されることができる仕事ってことね。
どんな仕事でも相手ありきだから、活かせる場は多そう

まらを
まらを

向き不向きと少し違うけど、蠍座さんに奨励したいのは趣味を持つことだね!
じゃないと、一辺倒になるからバランスを崩しやすいよ。
他の星座もあるんだから、それらを活かせる趣味を見つけよう!
仕事、恋愛、趣味、どれも大切にしていこ~

はにゃ
はにゃ

どうしても思い浮かばなかったら、いっそポーカーとか麻雀みたいな心理ゲームを趣味にして天下取ればいいんじゃない?

まらを
まらを

伝説になれそうだな……。
あと、恋愛は蠍座にとってはとても大切だね!蠍座さんは恋愛を通しても大きく成長できるよ。

ただ、人は基本的に思い通りになりません!
そのことを忘れずに、ステキな恋愛を楽しんでね~

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