【占い初心者向け】牡牛座ってどんな星座?(前編)~自分の本心を聞く~

占星術
まらを
まらを

はにゃさん、牛ってどんなイメージがある?

はにゃ
はにゃ

牡牛座じゃなくて、動物の牛?のんびりで、ずっと草食べてて、牛肉も牛乳もうまい

まらを
まらを

牧場にいる牛さんのイメージだよね。
でも牛は、神様として信仰されるほど、人間にとってとても重要で大切な動物のひとつなんだ

はにゃ
はにゃ

重要?牛を食糧にするためにってこと?

まらを
まらを

牛さんを食べない宗教や国もあるじゃない。

牡牛座について学ぶとき、牛の持つシンボル性は欠かせないポイントだよ!

牡牛座の基本情報

太陽星座が牡牛座の方は、4月20日から5月20日生まれです。

実際には生まれた年によって日付のズレがあるので、境目の方はご自身でホロスコープを出して調べてくださいね。

星座の記号は♉️
英名は『Taurus』
その名の通り、牛がシンボルです。

牡牛座は別名で金牛宮とも呼ばれています。

黄道十二宮では2番めの星座で、春真っ盛りの季節の星座です。

二区分だと『女性宮』、
三区分だと『不動宮』、
四区分だと『感覚<土>』の星座です。

まらを
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太陽が牡牛座でない人も、惑星が入っているかどうか、どのハウスが牡羊座なのかチェックしてみよう!

牡牛座ってどんな人?

まらを
まらを

牡牛座を簡単に表すと、『感じたことがそのまま口に出る、自分の感覚に対して頑なな人』だよ!

はにゃ
はにゃ

めっちゃ素直ってこと?

まらを
まらを

しかも、『神の声が聞こえる』から、この世の贅沢を屈託なく味わえるんだよ!

はにゃ
はにゃ

牡牛座もヤバい人じゃん!

丁寧に解説していきます。

牡牛座は非常に感覚に優れています。

感覚というものは、この世に存在するものを、五感で認識するということです。

ですので人一倍、『おいしい』『(目や耳で感じるものが)美しい』『心地よい』などといった、五感から感じられるものに対して最も敏感なのです。

ちなみに五感は視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚のことです。
その五感で感じたことを口に出して相手に共感を求めることで、感覚をより実感します。

そして『神の声』についてですが、これは『自分の本心』というニュアンスです。

自分の本心というものは明らかに疑いようがなく、自分を正しい方向へと導いてくれるものです。

『正しい方向』は星座によってあり方が違いますが、牡牛座にとって『正しいこと』というのは『快いことへ向かうこと』です。
好き、美味しい、綺麗、素敵、楽しい、というような『快』をイメージしてください。
また『不快なこと』を避ける動きもあります。

まらを
まらを

まらをは美味しいと不味いの区別があんまりついてないから、感覚で目一杯楽しめる牡牛座が羨ましいな~

はにゃ
はにゃ

腐りかけのものも普通の顔して食べるもんね

まらを
まらを

味覚や嗅覚が優れてないから、昔だったら危険なものを食べて真っ先に死んでたと思う。
感覚が優れている、ってとても便利で、生きるのに必要な力なんだと思うよ

牡牛座が五感に優れている理由は、『生まれたて』だった牡羊座が、牡牛座の段階で肉体、要するに五感を手に入れたためです。

牡牛座はこの世にある物質的なものを身体で感じられる喜びを、心から謳歌します。
それを楽しむために牡牛座はあると言っても過言ではありません。

逆に言えば、『感覚的にイヤ』なことは絶対に絶対にイヤなのです。
「暑い・寒い」とか「不味い」とか「汚い」とか「この服ゴワゴワしてる」とか、そういったものに対する不快感も人一倍強く、強烈なストレスになります。

牡牛座の中には『イヤなことは徹底的にやらない』を貫いている人もいるくらいです。
見ようによってはとてもワガママで怠惰に映りますが、果たしてイヤなことを我慢してやることにどれほどの意味があるのでしょうか?

牡牛座を見ていると、『イヤなことをする』『我慢をする』ことがさも美徳のように語られていること、それが必ずしも正解だとは限らないことを痛感させられます。

神聖さ・悟り・豊穣 動物の牛が持つイメージ

今の日本では、牛と言ったら牛乳や牛肉など食べ物のひとつというイメージがあるかもしれません。
もしくは、動物の生態の方に注目して、のんびり、大人しい、大きくてどっしりしている、というイメージかもしれませんね。

インドなどでの主要な宗教であるヒンドゥー教では、牛は神聖な動物とされ、殺すことも食べることも禁止されています。

ヒンドゥー教では牛には三千万の神が宿るとしており、また三大神の一柱であるシヴァの乗り物として信仰されているのです。

そういった宗教上の理由もあるのですが、信仰は人間の暮らしによって変容するものです。

現代のように農耕機がないはるか昔において、牛は田畑を耕すには欠かせない動物でした。
また、牛乳やバターを提供してくれる貴重な存在であり、牛糞も肥料として活用できます。

そんな頼もしい動物を殺して食べてしまうより、大切に育てて使っていく方が得だ、という考えが根付いたのです。

農業に直結し、食べ物も与えてくれる牛はまさに豊かさをもたらしてくれる動物でした。

まらを
まらを

だから『豊かさ』『豊穣』のイメージがついたんだよ。
あと、めちゃくちゃ簡単に説明しているから、詳しく知りたい人は各々で調べてみてね。

他にも、仏教において仏のことを牛に例えて『牛王』と呼んだり、『十牛図』では牛が悟りの象徴となっています。

十牛図での悟りとは、『自分の本心』を探し見つけること、という解釈があります。

五感を駆使して世の中を楽しみ尽くし、イヤなことは絶対にイヤ!という牡牛座はまさに、自分の本心に忠実だと感じます。

まらを
まらを

「本心だったら誰にでもわかるじゃん!」と思うでしょ。実はそうでもないんだ。
身近な例だと「お腹が空いたけど、何を食べたいかわからない」とかね

はにゃ
はにゃ

あるある。で、結局おいしくも不味くもないものを選んでお腹いっぱいになるだけ。
生きてくために食べるだけで『楽しみ』は感じなかったりする。

まらを
まらを

「暇なのに、何をしたいかわからない」なんかもよく悩みになるね。
休日、なんもせずに過ごしてもったいない気持ちになったり

はにゃ
はにゃ

どうしてそうなっちゃうの?

まらを
まらを

損得だけで判断したり、他人の目を気にしたり、我慢を強いられたりするうちにわからなくなっちゃうんだ。
「やりたい」「欲しい」という欲望を素直に叶え続けることが、自分の本心に近づくコツだよ。

周りに気を遣って自分の気持ちを我慢する……を繰り返した牡牛座さんは、漠然とした不満感、不安感に苛まれやすいよ。
仕事でダメなら趣味やプライベートで発散するのがオススメ!

(後編に続く)

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